馴染みの駅の階段を、ホームの方へと降ってゆく。政治家の訃報を耳にし、「とうとうこんな国になってしまった」という人々の反応を目の当たりにし、私はその「こんな国」に住んでいるんだなあとぼんやり考えた。 草刈機の音が聞こえる。草の匂いがぷうんとか…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。