夕方の風がぬるくなって、群青と濃紺の境に位置するくすんだ藍色の空に映える電光掲示板。あまりにも初夏の夕暮れすぎる景色。こういうときにビールが思い出されるのは、ビールの黄色が青の補色だからだろうか。それとも、単にビール会社の広告を目にしたか…
今年は、服や靴やピアスや下着や、とにかく身につけるものをたくさん買った。どれも、その時その時で違う「君」に会うために買った。特定多数の「君」をなんとなく念頭に置いて、歌を詠んだりもした。 「君」はわたしを色んなところに連れていってくれた。バ…
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