今わたしにやりたいことが見つからないのは、これまでわたしじゃない誰かの望むことを先回りして答えてたからだと思う。自分の存在を自分がたった今思考しているという事実から証明できるのならば、わたしじゃない誰かの考えを自分の考えとしていたわたしの存在は証明できないね。
わたしの言う「かわいくなりたい」は男性から見たかわいさを重視していて、言葉ひとつひとつもそういう選び方をしていて、じゃあもし世界に男の人がいなかったらわたしはどうなっているのだろう。でも、「もし」なんて言ってたら1秒前の行動が違うだけで今のわたしはできてないからわけわかんなくなっちゃうねカオス理論的な何か。
大人が望む受け答えをするということは、わたしの子供時代は大人なしには描けないということ。哀しいね。わたしはそんなこと望んでいなかった。
でも結局、わたしじゃない誰かの声を選んだのはわたしなんだよね。わかんないねもう。
さて問題です。ここまででわたしは「わたし」を何回使ったでしょう。正解は12回。
ではさらに問題。このことから何がわかるでしょう。正解は、わたしという人間はとても自己中心的にものごとを考えるということ。あれ、自力で考えられてるじゃん。
